特命:競技力向上活動 とは
特命のプロジェクトは11期から始動しました。
・学校行事、クラブ活動活性化への支援
・ボランティア参加学生の持ち味を生かした支援
・競技力の向上
などが主な目的です。
これまで、バレーボール、サッカー、音楽、ダンス、水泳、器械体操の指導をしました。
バレーボール
カンボジアではバレーボールは子どもたちにとって身近な競技です。その競技力を少しでも伸ばせるよう現地のクラブチームなどでも活動をしています。現地の子どもたちの実態によって取り組む活動は様々です。オーバーハンドパス、アンダーハンドパス、スパイク、ブロックなどの基礎練習から始め、基礎基本の技術やルールを正確に伝えることを目標としています。継続的に支援を行っていくことで指導前よりもパスをつなぐという意識や、自主練の意欲が芽生えが見られるようになっています。
サッカー
カンボジア・ラオスでサッカーはメジャーな競技で、クラブチームなどもあります。基本的にはパス練習後、試合を行うという順番で、細かいルールが間違っている点を正しいルールへ指導するなど基礎をメインとした指導を行っています
。男子でサッカーを楽しんでいる子どもは多いですが、女子はまだまだ競技人数は少ないです。なので女子は競技力向上というレベルよりも、サッカーボールに慣れてもらうことから少しずつ基礎を身につけていく方針で行っています。
体操
器械運動を学ぶことで、身体のコントロール能力を高めること、選手レベルの技ができるようになることをねらいとして取り組んでいます。マットなども現地にはなくまだまだ実施されていない競技の一つでもあります。現地の人たちにとって器械運動が身近な競技になってほしいという願いを持って活動しています。
ダンス
ダンスの文化に親しみ、自己を表現する楽しさや喜びを味わうことをねらいとしています。チアにヒップホップを混ぜた創作ダンスを作る活動などをしています。曲はYouTubeに載っているカンボジアで人気の曲を用いて、現地の子どもたちに興味を持って、楽しんで、ダンスを好きになってほしいという思いをもって活動しています。
水泳
カンボジアにはプールがなく、まだまだ水泳は実施されていません。現地の子どもたちは池や沼で泳ぎます。その中で命を落とす子どももいるという現状から少しでも泳げるようにと水泳を行っています。近代泳法4種の概念がないのでドル平をマスターすることを目標に授業を行っています。継続的に支援をすることで呼吸法から徐々にドル平の形に近づけていきます。